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葉山町制100周年記念​出版

HAYAMA

​〜土地とワタシの結び直し〜

本企画について

​本企画について

  2025年1月1日、葉山町は町制100周年を迎えます。この年月は同時に、激動の時代であった昭和100年に​も、おおよそ重なります。

 この100年で、葉山町も、日本全体も大きく変わりました。自動車やテレビをもつことが夢だった時代から、1人1台スマホを持つ時代へ。

 戦後の経済成長と価値観の変容の中、生活がより便利になる一方で、失われたものが多いことにも、わたしたちは気づいて​います。しがらみでもあった土地と人との結びつきが薄れた結果、どこの地方に行っても、同じような風景が広がり、土地の​顔・土地の色が薄れて行きました。

 しかし、今、度重なる震災や、コロナの流行を経て、「どう生きたいか」で住む場所を選ぶ人が増え、日本各地で、元々の居住者と、その土地を選んだ移住者が出会い、新しいつながりが生まれ始めています。そして、そこに集まる人には、土地と呼び合っているかのように、何か根底で共有しているものがあるようもに感じられます。葉山もそんな町の1つ。

 

 本企画は、町制100年周年をきっかけに、これまでを振り返り、今を感じ、これからを生きるための「土地とワタシ(個々人) の結び直し」を葉山町内外の人と共に「人」「歴史」「自然」から探求し、1つのカタチとして、2024年 秋分の書籍出版を目指すものです。

(企画・編集責任 teamComparto)

1950年代の葉山

葉山風光―チャールズ・ユンカーマン写真集

2022年12月の森戸海岸

わたしの物語

​わたしの物語

大澤真美(まみーた)のSNS

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 葉山に移住して来たのは2010年のこと。今は屋久島に住む妹が、一色小学校の前に冷凍チーズケーキの店を出すことになったのがきっかけでした。出店前の下見に家族と同行し、森戸神社から富士山を見たとき、「ここだ!ここに住むんだ!」と強烈に思ったことを覚えています。

 わたしは1977年に埼玉県に生まれました。折しも、高度経済成長真っ盛り。街のベッドタウン化が進み、馴染みの小さい店が畳んでいくのを子どもながらに寂しく眺めていました。そして、生まれた土地とのつながり感の薄いまま、国内外を転居し、旅し、でも「ここが自分の土地だ」と思える場所にはなかなか出会えず、どこか憧れを持ち続けていた気がします。

 そして、葉山に出会ったのです。

 この土地は、わたしの人生を大きく変えてくれました。タイミングも良かったのかもしれません。海・山に遊び、富士山と夕日を眺め、住まう人から発される空気を浴びているうちに、肩の力が抜け、貼り付いていたものが剥がれ、どんどん素の自分が戻って来ました。そして「土地が人を​作り、人が土地を作る」そんなことを感じるようになって​行きました。

 移住して13年の間、父と祖母をここで看取り、保育園児だった​娘も間も無く成人を迎えます。土地とのつながりが薄い世代に生まれたからこそ、これからの自分を生きるため、次世代にいのちをつなぐため、土地と人と​が活かし合うような「結び直し」を探求したい、そんな思いからこの企画を立ち上げました。そして、案外同じように感じる方も多いのではと思います。

(teamComparto代表 大澤真美)

メディア紹介

​大切にしたいこと

つながりを生む

本はメディア。人と人、モノ、自然、時間を媒介するものです。この​本をつくる過程でも、過去・現在・未来を通じて、つながりを生む(あるいは思い出す)ことを大切にします。

​自然のリズム

この100年の間にわたしたちが忘れて来てしまったものに、自然の
​リズムを感じることがあります。土地とのつながりを思い出すためにも、予定に固執せず、自然のリズムを聞いてプロセスを進めて行きます。

​それぞれの物語へ

この本は「これが葉山だ」というう唯一解を出すものではありません。葉山に住む人、関わる人、それぞれの人生が息づくための物語が駆動する1つのきっかけになることを願っています。
teamComparto

teamComparto と 仲間たち​

 teamCompartoのcompartoはスペイン語で「I share」を意味します。自らの自由意思で、自分から分かち合うことを尊重し合えるメンバーが、プロジェクト毎に集まる"そのタイミングでの"チームです。自律的な小さな渦が寄り集まって、より大きな渦をつくる​イメージ。それぞれの​渦の流れを大切にするから、変化は恐れません。(teamCompartoの0番目のPJは、「ことばの焚き火」)
 今回スタート時の仲間たちも、まさに​タイミングの中で出会ったメンバー。関わりの頻度や度合いより、ご縁と流れの中で、それぞれが何をしたいのかを大切にし合いたい。そんな仲間たちが​出入りしながら、生き物のように進んで行くプロジェクトだと思って​います。

林理永 /HAHA PROJECT代表(葉山町在住)

1988年、北海道生まれ。フリーランスで雑誌やWebの編集、ライター、イベント企画等をしながら、2017年に第一子を出産。2018年にHAHA PROJECTプロジェクトを立ち上げ。葉山には2020年に家族(夫と2人の子供)と移住し、地域活動も模索。

阿部裕香子 /YUKAFUMI共同代表(葉山在住)
1975年、三重県生まれ。夫・阿部文彦とWebを中心とするCreative Unit、YUKAFUMIスタート。2012年に縁あって都内から葉山へ移り住む。現在、2児の母。つながりの中で暮らす喜びを感じ、仕事も親業も、自身を成長させてくれるかけがえのない存在。

阿部文彦 /YUKAFUMI共同代表(葉山在住)

1975年生まれ北海道出身。2007年Creative Unit YUKAFUMIを設立。同時にコーチング&リーダーシップも学び、サイト制作に平行して書籍やパンフレットのディレクションも行う他、リトリートやイベントの共同企画および実施にも取り組む。

吉満明子/センジュ出版代表 (編集/出版協力)
1975年、福岡県生まれ。地域に根ざしながら、声で著者を選び対話で本を作り届ける稀有な出版社を経営。対話の本「ことばの焚き火」を通して著者であるteamCompartod代表大澤真美と出会う。北千住在住1児の母。

お問い合わせ

お問い合わせは、teamComparto代表 大澤真美​(まみーた)まで。

TEL: 080-3394-4490 |  teamComparto@gmail.com

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ありがとうございました

 2023年1月1日出航の「​ヌエボ葉山丸」の​航海日誌。町制100周年記念出版​というおおよその方角はわかっているものの、どんな航路を進むのか、どんな仲間が乗ってくるのか、着いた場所がどんな景色なのか、未知の世界です。どんな船旅になるのか、覗いて​みたい方は、メルマガにご登録ください。

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